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	<title>NODEnet Produced by 美研インターナショナル &#187; Interview</title>
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	<description>[アートと社会をつなぐ、ビジネスカルチャーマガジン]雑誌NODE（ノード）が提供するオンラインマガジン</description>
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		<title>中村博久（金羊社）インタビュー</title>
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		<pubDate>Tue, 28 Dec 2010 11:06:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[Interview]]></category>

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		<description><![CDATA[CDやDVD、ゲームソフト等のジャケットやパッケージの印刷を手がけている金羊社では3年前から、音楽ソフトのジャケットのすばらしさに着目した展覧会「Music Jacket Gallery」を後援している。アートの視点を通じてビジネスや世の中の仕組みを考えるきっかけを与えてくれる同展の試みについて...]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>CDやDVD、ゲームソフト等のジャケットやパッケージの印刷を手がけている金羊社では3年前から、音楽ソフトのジャケットのすばらしさに着目した展覧会「Music Jacket Gallery」を後援している。アートの視点を通じてビジネスや世の中の仕組みを考えるきっかけを与えてくれる同展の試みについて、運営スタッフの中村博久氏に話を聞いた。</p>
<div align="center"><img src="/imgs/nakamura.jpg" alt="" /></div>
<p class="small">「<a href="http://www.kinyosha.co.jp/mjg/" target="_blank">ミュージックジャケットギャラリー常設展</a>」を開催している金羊社本社ギャラリーにて。</p>
<h6>―2010年のMusic Jacket Gallery展の概略を教えてください。</h6>
<p>今回もレコードメーカー各社やFM局等の地元メディアの協力を得て、4月24日～6月29日に全国5都市（福岡、名古屋、大阪、東京、札幌）で開催しました。テーマは“音楽ジャケットだらけのアート展”。昨年の“ラブ&#038;ピース”、一昨年の“ファッション&#038;ミュージック”と比べても、より原点に返って、エンターテイメントソフトのジャケットやパッケージデザインが備えている“アート性”に着目することになりました。</p>
<h6>―反響はいかがでしたか。</h6>
<p>前年比で1万人増の2万7千人を動員することができたのですが、LPレコードなどになじみの薄い、20代の来場者から手応えを感じることができました。会場では間近でレコードやCDのジャケットに触れていただくと共に、高音質CDの試聴など、多角的に“ミュージックジャケット”の魅力を体感していただけたのではないかと思います。</p>
<h6>―本展の目的は？</h6>
<p>当社は主にエンターテイメントソフトを扱っている印刷会社ですが、この展覧会では音楽とアートワークとの密接な関係を一般の方々に再認識していただくことを通じて、レコード産業活性化の一助になればという思いで継続しています。さらに全国各地で開催することで地元地域の“文化発展”にも貢献したいと考えているんです。</p>
<h6>―音楽ソフトに限らず、文化産業やメセナが転換期を迎えている現在、この展覧会が果たす役割は大きいですね。</h6>
<p>今の世の中はややもすると商品の値段だけにしか注目が集まらない社会です。本展を通じて音楽にはミュージシャンだけでなくデザイナーをはじめ、数多くのクリエイターが関わっていることを知っていただきたいですし、アートという“費用対効果”とは別の尺度を提供したい。何より世間の人々が文化的なものに関心を持たなくなるのは悲しいことですよね。</p>
<div align="center"><img src="/imgs/mjg2010.jpg" alt="" /></div>
<p class="small">「<a href="http://www.epa-mjg.com" target="_blank">Music Jacket Gallery 2010</a>」展示風景（写真は福岡会場）</p>
<p>同社主催の「<a href="http://www.epaweb.net" target="_blank">エンタテインメント パッケージ アワード</a>」は今年で11回目を迎えた。写真は12月17日に発表された受賞作品。</p>
<div align="center"><img src="/imgs/mjg2010-2.jpg" alt="" /></div>
<p class="small-center">大賞／齊藤友鯉子（東京モード学園グラフィック学科グラフィックデザイナー専攻）</p>
<div align="center"><img src="/imgs/mjg2010-3.jpg" alt="" /></div>
<p class="small-center">準大賞／岩水成美（富山大学芸術文化学部デザイン情報コース）</p>
<div align="center"><img src="/imgs/mjg2010-4.jpg" alt="" /></div>
<p class="small-center">準大賞／谷 早紀（名古屋総合デザイン専門学校グラフィックデザイン科）</p>
]]></content:encoded>
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		<title>菊地敦己（bluemark） インタビュー</title>
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		<pubDate>Tue, 13 Jul 2010 10:26:46 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[Interview]]></category>

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		<description><![CDATA[仕事、生活、趣味と分けて考えるのはしっくり来ないんですよ。日本でデザイナーという仕事が専門職として成立したのはせいぜい1960年代ですからね...]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>仕事、生活、趣味と分けて考えるのはしっくり来ないんですよ。日本でデザイナーという仕事が専門職として成立したのはせいぜい1960年代ですからね。</p>
<div align="center"><img src="/imgs/bluemark.jpg" alt="" /></div>
<p class="small">写真：菊地氏デザインのポスターと共に。頭の後ろが「サリー・スコット」、その右が「gallery αM」、右下に「J-WAVE」。Photo: Eiki Mori</p>
<h5>クライアントの可能性を<br />
十分に引き出してあげたい</h5>
<p>僕は、デザインはそれ自体が「存在できているどうか」が大切だと思っています。今は何かのためのデザインが多すぎる。それでは受け手とのコミュニケーションが深くならないんです。言語外のコミュニケーションを軽視しないこと、そして長期にわたったプロジェクトの展望を持つことが重要です。</p>
<p>この業界にはリスク回避のためのロジックが横行している。クライアントに新しい価値を提案するのが我々の本来の役割なのに、代理店システムは情報の流通方法を集約しようとしがちです。さらに往々にして、お金や言葉で説明できるものが正しいクリエイティブだとされてしまっている。それでは本来、クライアントが発揮するべき可能性や多様性が減少してしまい、継続的な開発が難しくなってしまいます。</p>
<p>僕は一般的な企業から代理店を通して、というような仕事ばかりではなく、小規模の事業主さんや地方の役所などからの案件も積極的に引き受けています。企画段階の目的づくりと共に、他にない価値を作ってほしいという相談をいただくことが増えているんです。その意味でクライアントと一緒になって創るという感覚を共有しています。</p>
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		<title>竹田仁（Takeda Contemporary Art） インタビュー</title>
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		<pubDate>Mon, 12 Jul 2010 09:59:21 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[Interview]]></category>

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		<description><![CDATA[アートに人生を賭ける、そんな言葉がぴったりなアートディーラーがいる。今回、紹介する竹田仁氏は銀座の老舗・日動画廊に19年間在籍し、オールドマスターと共にコンテンポラリーアートの市場開拓に努め、2年前に退社。昨年1月にアートオフィスを設立し...]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>アートに人生を賭ける、そんな言葉がぴったりなアートディーラーがいる。今回、紹介する竹田仁氏は銀座の老舗・日動画廊に19年間在籍し、オールドマスターと共にコンテンポラリーアートの市場開拓に努め、2年前に退社。昨年1月にアートオフィスを設立し、これまでに培ってきた審美眼を活かして、新たな展開を見せている。</p>
<div align="center"><img src="/imgs/takeda-hitoshi.jpg" alt="" /></div>
<h5>不易が流行を<br />
流行が不易を動かす</h5>
<p>竹田氏は理想のアートについて「洗練され、余計な装飾が削ぎ落とされたシンプルなもの。普遍的な作品は、謎解きカノンのように鑑賞者に多様な解釈の余地を与えてくれます」と説明し、バッハの対位法のフーガや松尾芭蕉の不易流行を例に挙げてくれた。<br />
「いつまでも変化しない本質的なものを忘れず、新たな変化を重ねているものを取り入れること。新味を求めて変化を重ねていく流行性こそが不易の本質であること。不易が流行を、流行が不易を動かす……、優れたアートとはすべからく、そういうものかもしれません」</p>
<p>そんな竹田氏に影響を与えたアーティストが、中国系アメリカ人の建築家、マヤ・リンだ。ワシントンの「ベトナム戦没者慰霊碑」で一躍脚光を浴びた彼女は、国のアイデンティティやジャンルにとらわれない、スケールの大きな作風で、社会的なメッセージを発信し続けている。<br />
「彼女の建築作品は、コンセプトが一貫していて、宇宙的な調和を持って自然と人を融合させている。人々の記憶や時間をシンプルなアートに置き換えて大地に還すって、まさしくエコでしょう？」</p>
<p>これまでのキャリアを通して“本物”を探し続け、様々な人々に提案してきた竹田氏だが、ここ数年はフラットでフェアな環境に身を置き、アートと人との関係を見つめ直すようになったという。</p>
<p>「コンテンポラリーアートは、訳のわからない謎々を次々に出してくるスフィンクスのように映りがちだけど、純粋に思索の産物であって、抽象的な一種の創造ゲームなんです。昨今は、お金に換えづらいような未知の領域に価値観を委ねることが少なくなってきています。知らない世界のリスクばかりみて、アートそのものが伝えようとするメッセージや美を見落としがちなのは実にもったいないことです。<br />
また一方でネーミングだけで選別することも、美術に対する楽しみを半減させているのでは？現在は、今まで以上に“リスクや心配は自分が買って、お客様はアートへの安心感を得る”ようなアプローチを心がけています」</p>
<p>良質のアートを追い求めつつ、それをいかにお客様に伝えられるか。これからも竹田氏のユニークな取り組みによって、より良いかたちで作品の魅力が引き出され、アートシーンに反映されていくに違いない。</p>
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		<title>奥山清行 インタビュー</title>
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		<pubDate>Tue, 06 Jul 2010 03:20:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[Interview]]></category>

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		<description><![CDATA[GMやポルシェ、フェラーリ、マセラティなど、自動車デザインの第一線で活躍してきた奥山氏。独立後も自動車にとどまらず、家具や食器、メガネに至るまで、旺盛な活動を見せる氏のデザイン観に迫った。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>GMやポルシェ、フェラーリ、マセラティなど、自動車デザインの第一線で活躍してきた奥山氏。独立後も自動車にとどまらず、家具や食器、メガネに至るまで、旺盛な活動を見せる氏のデザイン観に迫った。</p>
<div align="center"><img src="/imgs/ken-okuyama.jpg" alt="" /></div>
<p class="small">東京・表参道のKEN OKUYAMA DESIGNにて取材。Photo : Hiromasa Takahashi</p>
<h5>必要がなくても欲しくてたまらなくなるモノを</h5>
<h6>―デザインとライフスタイルの相関関係をどのように考えますか。</h6>
<p>僕はデザイナーなのでモノを作るのが仕事ですが、あくまでモノは終着点ではなくて、きっかけなんですよ。例えば日本でも昔から経済的かつ文化的にも豊かな、例えば外に出て花鳥風月を愛でて、すてきな器で飲み食いしつつ、歌を詠み、絵を描く、という人たちがいたと思うのですが、モノはそんな暮らしぶりに連なる一つのきっかけ、手段なんですよ。ところが今、日本で問題になっているのは、経済的に豊かでも、文化的に豊かな暮らしがないということ。そういう意味で僕は“暮らしぶり”を作りたいわけです。</p>
<p>一方、イタリアの状況を見てみると、デザイナーがすごいわけではなくて、一般の人たちのレベルが高いんですよ。魅力的なモノを掘り起こしてきて、暮らしの中でコーディネートする力がすばらしいし、厳しい目でブランドに注文をつけて育てていく、そのやり取りがうまい。そういう関係性を作りたいと思ったのが、ケン・オクヤマというブランドを作った理由の一つです。</p>
<h6>―このブランドでは車以外にもいろんなものを作っていますが、デザイン上の共通点は何ですか。</h6>
<p>よくある芸者、富士山、京都ではなくて、現代の日本や日本人の奥深いところを表現したいんです。一つのキーは素材感なんですよ。例えば日本料理もイタリア料理も新鮮な素材を使いますが、素材の味を殺さないで、きちんと活かしていく、そういう感覚です。</p>
<p>また、僕はデザインを手がけるからには、長く残るものしか作りたくないんですよ。時計で言えば、デジタルで廉価なものがたくさん出ているのに、なぜ何十万、何百万かけて3日で止まるような機械式時計を買う人がいるのか。それは、欲しくて仕方がないからです。そういうモノは心を豊かにしてくれるし、捨てられないで後世まで残るんです。逆に必要性があって買ったものは、必要がなくなったら捨てられてしまいます。必要がなくても、こだわってずっと持っていられるものを作りたい。</p>
<p>うちで作っている車にしても、これがなくなっても世の中は成立するんですよ。必須のものではないけれど、欲しい人はどうしても欲しくなる。屋根や窓がついていないので、高速道路ではヘルメットをかぶらないといけないし、雨が降ったら濡れろと。そういう車なのですが、それでも欲しくてたまらないという人に向けて作っているんです。</p>
<div align="center"><img src="/imgs/ken-okuyama3.jpg" alt="" /></div>
<p>2008年のジュネーブ・モーターショーでお披露目されたライトウェイトスポーツカー「k.o.7」。塗装を施さず、ドライカーボン、アルミニウムパネル、切削合金で組み立てられる。（画像協力：KEN OKUYAMA DESIGN）</p>
<p class="buy-magazine">…続きは『<a href="/node-no-8/">NODE No.8</a>』をご覧ください</p>
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		<title>佐戸川清（ゼロファーストデザイン代表） インタビュー</title>
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		<pubDate>Tue, 29 Jun 2010 10:53:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[Interview]]></category>

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		<description><![CDATA[岐阜県ブランド「リミックス・ジャパン」のプロデュースを始め、日本各地の伝統・地場産業のブランディングを手がけるゼロファーストデザイン代表・佐戸川清氏。日本から世界を見据えるグローカル戦略の先駆者に、地域ブランドの未来について聞いてみた。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>岐阜県ブランド「リミックス・ジャパン」のプロデュースを始め、日本各地の伝統・地場産業のブランディングを手がけるゼロファーストデザイン代表・佐戸川清氏。日本から世界を見据えるグローカル戦略の先駆者に、地域ブランドの未来について聞いてみた。</p>
<div align="center"><img src="/imgs/kiyoshi-sadogawa.jpg" alt="" /></div>
<p class="small">Photo: Yuki Akiyama</p>
<h5>産地間コラボによって日本スタイルを世界へ</h5>
<h6>―当初から海外に向けたブランディングの可能性を感じていたのですか？</h6>
<p>もともとは輸出が念頭にあった訳ではなく、国内マーケットに向けて“日本にもこんなに心を豊かにしてくれる道具があるんです”というメッセージを発信しようと思ったのです。</p>
<p>ちょうど、岐阜県の日進木工㈱とつきあいがあり、その中で当時の知事から岐阜県の伝統産業をブランド化したい、という話が持ち上がりました。岐阜県には、非常にいい伝統工芸品がたくさんあります。でも展示会などを見ても、デザインのテイストがバラバラだったんです。そこで、全体をプロデュースして、一つのスタイルを作りました。それが「リミックス・デザイン」です。</p>
<p>リミックスというのは、リデザイン。あるものをより良く今日的なものに置きかえるということです。例えばお碗一つとっても、最近ではコーヒーを飲んだりお茶を飲んだりと一様ではなくなった。生活の中で色彩の整合性とか使い勝手の良さとか、周りの環境との調和などを考えて今日的な状況に向けてリデザインしていく。それが第一歩でした。そのように伝統産業を通じた生活用品のプロデュースをしているうちに、日本人だけではなくて世界の人たちに見せたらどうかと発展させていきました。けれども、スタイルは一つの商品だけでは成立しない。カップがあってソーサーがあって、テーブルがあって……という風に、生活雑貨と家具と空間のエレメント、他にも様々な“物”があって。それを岐阜県産品だけでやろうとすると、それは一部にしかならないので、次は日本中のいいものを集めた様式を作りたいと思っています。</p>
<h6>―産地間のコラボレーションというわけですね？</h6>
<p>一つの産地のリージョナルなものではなくて、産地間の融合をやっています。例えば岐阜県は木工・陶磁器・紙・繊維が得意技。生活用品全般に広げると食器・刃物は新潟県の燕市・三条市がいいとか、竹の加工技術は京都がいいとか。それをトータルにプロデュースして、ジャパンスタイルとして海外に発信しようとしています。</p>
<p>今、世界中で展示会がたくさん開かれる中でも私が一番注目しているのは、パリで開催される「メゾン・エ・オブジェ」です。ここはライフスタイル・インテリアの全てのカテゴリーを持っていて、そのなかにエスニックというラインがあるのですが、我々はそこにターゲットを絞っています。外国人から見ると日本の本当にいいものは、モダンだという感覚より、むしろエキゾチックでエスニックなものと評価される場合が多いからです。</p>
<p>その日本的な最先端のライフスタイルを、単品ではなくてまるごと持っていくわけです。これが日本の歴史と生活文化に育まれた生活用品ですよ、そして環境に優しいですよと発信する。例えば、桐の衣裳ケースなどは非常に高価ですが、防虫効果もあって耐火性もある。着物や帯など大切なものを大切な箱の中に入れるという一つの文化や、娘が生まれたら桐の木を植えて、嫁入りの頃には十分に育った桐で箪笥を作るというような習慣が、地球全体の環境問題にとって全てプラスになる。それを説得材料にしていきたいと思っています。</p>
<p>佐戸川氏が岐阜県発のライフスタイル型ブランドとしてプロデュースしている「Re-mix Japan」の展示風景。2007年の「メゾン・エ・オブジェ」より。</p>
<div align="center"><img src="/imgs/re-mix-japan.jpg" alt="" /></div>
<p>同じく2007年の「メゾン・エ・オブジェ」展示。松沢漆器店による春慶塗のカップ＆ソーサー、日進木工によるダイニングチェアなど、岐阜県の飛騨や美濃を中心にした工芸品をトータルでコーディネート。</p>
<div align="center"><img src="/imgs/re-mix-japan2.jpg" alt="" /></div>
<p class="buy-magazine">…続きは『<a href="/node-no-3/">NODE No.3</a>』をご覧ください</p>
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		<item>
		<title>高橋明也（三菱一号館美術館館長） インタビュー</title>
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		<pubDate>Thu, 24 Jun 2010 05:23:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[Interview]]></category>

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		<description><![CDATA["都市と芸術"をテーマに掲げる三菱一号館美術館で4月6日から7月25日まで「マネとモダン・パリ」展が開催されている。「マネが生きたパリという都市にスポットを当てて、彼の画業をあぶり出す」と語る同美術館館長・高橋明也氏に印象派の枠にとどまらないマネ作品の影響力について聞いた。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>&#8220;都市と芸術&#8221;をテーマに掲げる三菱一号館美術館で4月6日から7月25日まで「マネとモダン・パリ」展が開催されている。「マネが生きたパリという都市にスポットを当てて、彼の画業をあぶり出す」と語る同美術館館長・高橋明也氏に印象派の枠にとどまらないマネ作品の影響力について聞いた。</p>
<div align="center"><img src="/imgs/mitsubishi-ichigookan.jpg" alt="" /></div>
<p class="small">Photo: Yuki Akiyama</p>
<h5>“マネ～ピカソ～ジェフ・クーンズ”</h5>
<p>近代絵画の礎を築いたマネは、後世の芸術家たちにも決定的な影響を与えました。現代アートも例外ではなく、その意識下にマネの影響を感じる作品が多々あります。例えば1990年代にジェフ・クーンズが発表したチチョリーナと&#8221;共演&#8221;した挑発的な作品の中にも、直観的にマネの影響を感じました。実際、クーンズはマネのライフスタイルに憧れているようで彼自身、マネ作品のコレクターなのです。今回は彼のコレクションから2点出品してもらいました。</p>
<p>ちなみにクーンズはピカソも大好きで、2008年にロンドンとパリで開催された「ピカソと巨匠たち」という展覧会でも、コレクターとしてピカソを出品していました。そのピカソもやはりマネが大好きで、「アヴィニヨンの娘」をはじめ、若い頃からマネを意識した作品を数多く描いています。この“マネ～ピカソ～クーンズ”という興味深い円環に、近代絵画から現代アートに脈々と通じているマネという画家の深い影響力が垣間見えます。</p>
<p>ここ十年ほどで日本は都市文化は一つのピークを迎えていると言えますが、約200年前にピークを迎えた欧州の都市のモデルニテの中から生まれたマネのような作家は、これからの日本の芸術を考える上でケーススタディーとなるのではないでしょうか。今回の開館記念展は“印象派”という視点からだけでは決して語り尽せない、マネの画業の多彩な側面を味わっていただける貴重な機会になると思います。</p>
<p class="buy-magazine">…続きは『<a href="/node-no-10/">NODE No.10</a>』をご覧ください</p>
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		<title>木下直哉 インタビュー</title>
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		<pubDate>Wed, 16 Jun 2010 04:52:13 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[Interview]]></category>

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		<description><![CDATA[美術展や音楽イベント、映画祭等への協賛・後援など、木下工務店は多方面にわたる文化支援活動で知られている。絵画や音楽など、芸術鑑賞が大好きだという木下工務店社長・木下直哉氏に企業の文化支援についての考えを伺った。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>美術展や音楽イベント、映画祭等への協賛・後援など、木下工務店は多方面にわたる文化支援活動で知られている。絵画や音楽など、芸術鑑賞が大好きだという木下工務店社長・木下直哉氏に企業の文化支援についての考えを伺った。<br />
Photo: Kazuhisa Hatanaka</p>
<div align="center"><img src="/imgs/kinoshita-naoya.jpg" alt="" /></div>
<h5>自分のお金と時間を使うことが肝心</h5>
<h6>―御社は近年の建築・不動産不況の中でも業績を伸ばしていますね。</h6>
<p>おかげさまで2008年に活躍した財界人や文化人に贈られる「経済界大賞」の敢闘賞を受賞させていただきました。なぜ業績が良いのかという理由を自分なりに分析したのですが、文化支援で多方面に貢献し、それを評価していただいているからではないかと考えています。</p>
<p>その証として、近年、顧客の質と幅が確実に充実してきているという手応えを感じているんです。人は誰かが勧めたものを購入する傾向がありますし、それが社会的影響力のある人であれば、なおさらです。文化支援は目に見える何かが効果として見えにくいものですが、一定レベルのお客様から評価を得られるようになってきて、それが現在の業績を支えているのだと考えます。</p>
<p>すばらしい商品を安価に提供するのは企業にとって当然なことで、プラスアルファとして社会にどのように貢献しているかが重要です。そういう意味で当社は、企業として独自の存在価値を明確に示していると自負しています。</p>
<h6>―文化支援に関して、社内をどのようにリードされているのでしょうか。</h6>
<p>そもそも文化支援活動が、企業を営む上で必要である、行うこと自体がよいことだ、という共通認識がスタートラインです。支援するプロジェクトの選択基準は、多くの方に見てもらえて、感動を与えられると思えるかどうかですが、私自身の趣味や好みが大きいことは確かです。社内を見渡してみると、ただ業績を上げるために頑張るというのでは、社員の努力は長続きしません。業績を上げ、なおかつ幅広い文化支援によって、いろいろな方に様々なことを提供できる企業であるという存在意義があってこそ、社員も頑張れるのではないでしょうか。</p>
<h6>―すると社内には&#8221;アート好き&#8221;が多いんですか。</h6>
<p>文化支援は「誰かが『いい』と言っていました」ではダメなんです。自分がどう思うかです。自分のお金で、自分の時間を使い、美術館や映画館やライブなどにどんどん通う人間でなければ、支援したくなるような作品を判断できるようにならないでしょう。好きで情熱がないとパワーは出ませんし、パワーを持った人間が選んだものは、それなりに訴えられるものがあるはずです。さらには遊び心を持って、ゆとりができるようになると仕事も頑張れるし、楽しくなってくると思うんです。</p>
<p class="buy-magazine">…続きは『<a href="/node-no-6/">NODE No.6</a>』をご覧ください</p>
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		<title>ジョン・カビラ インタビュー</title>
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		<pubDate>Tue, 08 Jun 2010 10:01:23 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[Interview]]></category>

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		<description><![CDATA[J-WAVEを中心に20年以上、軽快な語り口で様々なカルチャーの魅力を伝えてきたジョン・カビラ。国際的に活躍する“東京カルチャーの顔”とも言える彼の、アートに対する姿勢は未来への示唆に富んでいる。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>J-WAVEを中心に20年以上、軽快な語り口で様々なカルチャーの魅力を伝えてきたジョン・カビラ。国際的に活躍する“東京カルチャーの顔”とも言える彼の、アートに対する姿勢は未来への示唆に富んでいる。<br />
Photo: Takaharu Shibuya</p>
<p><img src="/imgs/kabira.jpg" alt="" width="487" height="324" /></p>
<p class="small">写真：六本木ヒルズ森タワー33FのJ-WAVEにて取材。「職場の上階が美術館なので、娘と一緒に展覧会を観に行きます。娘はヘッドフォンの解説が好きなんですよ。ヘッドフォン自体が好きなのかもしれませんが」</p>
<h5>日本のアートの魅力を<br />
旅行者や子供たちに伝えたい</h5>
<h6>―アートの観点から、東京の魅力を考えると、<br />
どんなところが優れていると思いますか。</h6>
<p>まず、日本のアート作品が集まっているということ。当然、日本の伝統工芸・美術には、誰にも否定できない魅力がありますし、重要文化財、無形文化財には、世界のどこにもない価値がある。それらを含めて日本のアートの魅力は東京に住んでいる僕らが再発見すべきだし、海外からのお客様がアクセスしやすくすることが必要です。</p>
<p>また、以前と違って、一般の方がアートを発表するような機会が増えていますよね。貸しギャラリーやカフェや雑貨屋の一角、普段乗り降りしている駅の壁面、お店の陳列棚など、この10年でそういうフィールドが格段に増えていると思いますね。少子化の影響で廃校になった校舎がワークショップに使われたりするのも注目すべき動きです。</p>
<p>期待するのは、子供たちが幼少期からそういう世界に触れていくこと。僕らが小さい頃はただ、いけいけどんどんの高度経済成長の時代で、足元の草花とか伝統文化を省みる暇がなかった。今の子供たちには、そういう余裕があるし、アーティストと子供たちや社会人が交われる場が増えていくといいですね。</p>
<h5>ピッチにとてつもない絵が描かれる、<br />
その瞬間が見たい</h5>
<h6>―今、気になっているアーティストはいますか。</h6>
<p>例えば村上隆さんとか日比野克彦さん、沖縄出身ということで名嘉睦稔さんも気になりますね。日比野さんは僕と同じサッカー好きでもありますし、市民のなかでアートを実践されている方なので、その動向に注目しています。村上さんは言うまでもなく世界的に活躍されていて、某有名ブランドとのコラボなど、日本ならではのキャラクターの使い方を開発しましたよね。</p>
<p>全く違うフィールドでは伊藤穣一さん。ウェブの世界で「クリエイティブコモンズ」といった新たな著作権の考え方を提唱していて、彼に小山田圭吾さんや坂本龍一さんが関わってきたり、ＩＴとアートの融合によって、日本からまた新たな提案ができるのではないでしょうか。今、世界はアマゾン、グーグルに席巻されて、新たなデジタル帝国主義のような見方も成り立つわけですが、そういう状況に日本ならではの一石を投じることができる人たちに期待しています。</p>
<h6>―サッカーW杯でも、そういう活躍を期待したいですね。</h6>
<p>サッカーはアートです！なぜならアートと同じく、普遍的なものだからです。洞窟の壁に絵を描くのと同じように、非常に原始的なかたちで、動物の胃袋でボールを作って、蹴り合っていたのが、世界各地の風土と文化に育まれて、モダンサッカーにつながっている。だから世界中どこでもボールを持っていけば、どこかで蹴り返してくれる人がいるし、その覇を競うのがワールドカップです。全64試合の大会中、人智を越えた意思が降りてくる瞬間がある。インスピレーションあふれるパス交換の数々によって、ピッチの上にとてつもない絵が描かれる、その瞬間は芸術ですね。そういう場において、“日本の筆”がどういう風に走るのか、期待しつつ、心配しています（笑）。</p>
<h6>―最後に全ての“アーティスト”に向けて、一言お願いします。</h6>
<p>“Just have fun”ですね。僕のモットーでもあるのですが、もう、とにかく楽しんでください。楽しむために、いろいろ大変なこともあるとも思うのですが、“If you do it, must have fun”。やるからには楽しまないと。</p>
<p><img src="/imgs/kabira2.jpg" alt="" width="487" height="324" /></p>
<p>僕自身は古典よりは現代好きなので、ニューヨークだとMOMAとかに行っちゃいます。MOMA永久所蔵の家具とか、欲しいですね（笑）</p>
<p class="buy-magazine">…続きは『<a href="/node-no-10/">NODE No.10</a>』をご覧ください</p>
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		<title>出井伸之 インタビュー</title>
		<link>http://www.node.ne.jp/%e5%87%ba%e4%ba%95%e4%bc%b8%e4%b9%8b/</link>
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		<pubDate>Fri, 07 May 2010 05:41:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[Interview]]></category>

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		<description><![CDATA[1990年代半ばからグローバル企業・ソニーグループのトップとして、電器・エレクトロニクスと共に映画、音楽等のエンターテイメント・コンテンツ事業を牽引。従来メーカーの枠を越えた企業経営を進めてきた出井伸之氏が2006年に独立し、新会社「クオンタムリープ」を設立。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>1990年代半ばからグローバル企業・ソニーグループのトップとして、電器・エレクトロニクスと共に映画、音楽等のエンターテイメント・コンテンツ事業を牽引。<br />
従来メーカーの枠を越えた企業経営を進めてきた出井伸之氏が2006年に独立し、新会社「クオンタムリープ」を設立。<br />
これまでにも増して活発に、自らの思考や仮説を社会に向けて発信している。<br />
軟弱なクリエイティブ志向など吹き飛んでしまうような、未来型の企業文化、社会システムについて話を聞いた。</p>
<p><img src="/imgs/idei-nobuyuki.jpg" alt="" width="487" height="324" /></p>
<h5>将来の「コミュニケーション」に注目したい</h5>
<h6>―クオンタムリープではどんなことを目指しているんですか。</h6>
<p>この会社が行っている業務は新知識サービス産業とでも言うべきものです。類似の例はあまりないですね。<br />
かみ砕いて言えば、私たちクオンタムリープが仮説を作って、国内外を問わず、それに共感する人たちと一緒に働いていこうということを行っています。ビジョンとか仮説というオリジナルのものはアウトソーシングできませんし、仮説そのものにバリューがあるわけです。ビジョン以外に関しては専門家はいくらでもいますし、プロジェクトマネジメントとして「この指止まれ」形式でプロフェッショナルが集まる、という感じで21世紀型の新しいビジネスを作っていこうと。その意味では常に最新の情報が必要なので、気軽にいろんな方に、自由に話をしに来ていただいています。</p>
<h6>―業種業態を問わず、様々な企業が知恵を借りに来るという。</h6>
<p>こちらの仮説に共鳴していただくのと同時に、先方の会社を見させていただいてこんな可能性があるんじゃないか、ということをご提案しています。経営者ご自身では自社について気づかないことの方が多いですからね。客観的に見た方が会社のバリューがわかりやすい。今、やっていることの趣旨とは全然別のところに面白さが見出されたりするんです。<br />
余談だけど、この間、テレビで紙漉きを紹介していて、漉いた紙をランプシェードに使っていたのですが、僕はアートフラワーに使うといいんじゃないかと思ったんだ。</p>
<h6>―本来の狙いとは別のところに面白さがあるということですか。</h6>
<p>和紙の産業が厳しいという話を聞きますが、それは和紙の使い方、アプリケーションが増えていないからですよね。和紙に限らず、創意工夫はあらゆるところに求められていると思うんです。メディアで「日本のパッケージデザイン」という特集を見れば、いかにみんな同じかがわかるしね。大企業はまわりと同じようなものを作る傾向があるから、そうなっちゃう。コンビニエンスストアを見てみても品揃えはほとんど同じだと思うし。<br />
僕はいつも生の声を聞きたいと思っているから、今度、渋谷「１０９」の販売員さんと飲みながら話をしてみたいと思っているんだけれど、その人たちが何に価値を認めているかというのを突き止めないといけない。それをシャネルだ、ルイ・ヴィトンだと言っているうちは体制派なわけで、将来の意見に注目していったほうが面白いと思うんだよね。それが新しい時代を作るのに必要なコミュニケーションだと思う。</p>
<h5>世の中に新たな価値を生むのかどうか、見極める</h5>
<h6>―ベンチャー企業に対して行うアドバイスのポイントは？</h6>
<p>その会社がやっていることを見るよりも、それを担う人を見た方がいい。その人が持っている総合的なパワーが感じられたらいいですよね。その上でその企業が世の中に新たな価値を生むのかどうかを判断したい。科学的価値、社会的価値等々、何でもいいのですが、ユニークかつ、企業として正統な価値を生んでいる会社を支援したいと考えています。<br />
そういう決断をするのは割と僕は早いんですよ。例えば松本（大）さんのマネックスには10年前、創業時に行った最初のミーティングでソニーが出資を決めたのですが、松本さんと僕が出会わなかったら、インターネット証券は魅力的なものとして成長しなかったと思うんです。</p>
<h6>―文化・芸術に関わるベンチャー企業は数多くありますが、この分野にはどんな可能性がありますか。</h6>
<p>私自身はいわゆる文化産業とか、そういうくくり方をしたことはないんですよ。決して芸術・文化は製造・技術の分野と離れて存在しているわけではないし、一体となって世の中が成り立っているわけですから。<br />
さらに知識産業として、知とかコンセプトといったかたちで「知の生態系」を作るだけの力があるのかどうか、が問われていると思います。絵画で言えば、絵を描く人と売る人、飾る人、見る人、いろんな立場のことを考えなければならない。<br />
東京を見ても、文化面で魅力があるかというと、きれいではあるけれど、文化的かどうかは疑わしいし、まだまだ未発達な街ですよね。生きているアートを扱っている場所は意外と少ないし、そういう意味では芸術・文化とビジネスを一体のものとして捉えている人はまだまだ少ないのではないでしょうか。</p>
<h6>―ビジネスのなかで芸術・文化が活かされていない。</h6>
<p>まだまだ特別だとか異質だという感覚があるのかもしれない。ビジネスも芸術・文化もそれに関わる人たちは同じ土俵にいるわけだから。<br />
アメリカ人がメジャーリーグの開幕戦を東京ドームで行って、日本の選手をアピールして、テレビの放映権を高く売っているわけでしょう。いわゆる文化興行だと思うのですが、生態系を作ってその肝を握るのがうまいですよね。歌舞伎もちょくちょく海外に行きますが、日本を頂点とした歌舞伎インダストリーを作ろうとまでは考えないにしても、もう少し世界的な広がりが出てくるような動きがあっていいと思うんだよね。</p>
<p class="buy-magazine">…続きは『<a href="/node-no-5/">NODE No.5</a>』をご覧ください</p>
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		<item>
		<title>日比野克彦 インタビュー</title>
		<link>http://www.node.ne.jp/%e6%97%a5%e6%af%94%e9%87%8e%e5%85%8b%e5%bd%a6/</link>
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		<pubDate>Thu, 06 May 2010 07:23:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[Interview]]></category>

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		<description><![CDATA[1980年代、在学中に段ボールの作品で注目を浴びて以来、アートシーンの先端を駆け抜けてきた日比野克彦。その活動は多岐に、という表現が陳腐に聞こえるほど、広範囲にわたり、自由な意志に満ちている。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>1980年代、在学中に段ボールの作品で注目を浴びて以来、アートシーンの先端を駆け抜けてきた日比野克彦。その活動は多岐に、という表現が陳腐に聞こえるほど、広範囲にわたり、自由な意志に満ちている。今回は彼のライフワークとも言うべき「ワークショップ」の現場を訪れ、アート観、人生観に迫った。</p>
<p><img src="/imgs/hibino-katsuhiko.jpg" alt="" width="487" height="324" /></p>
<h5>アトリエと舞台のライブ感が出発点</h5>
<h6>―日比野さんがワークショップを手がけるようになったきっかけは?</h6>
<p>僕が始めた頃には、世の中にまだ「ワークショップ」という言葉自体がありませんでした。1984年にお芝居の舞台美術を手がける機会があり、演劇空間とギャラリー空間の違いは何か、と考えた時、“ライブ感”が全く異なることに気づいたんです。ギャラリーは完成した作品を飾るだけで、アーティストは別にそこにいなくても成立します。つまり、自分の絵が飾ってあるギャラリー空間に、作家自身の居場所がないわけです。<br />
一方、演劇は役者が舞台上にいなければ決して成り立たないし、舞台はアトリエに似ているな……と思ったんです。アトリエにはアーティストが当然いて、何もないところから絵を生み出し、最後に一筆入れて作品を完成させる面白さが息づいています。そこで、絵の魅力である制作プロセスを演劇のように多くの方に見てもらおうと思い、公開制作ワークショップを始めたわけです。</p>
<h6>―公開制作の中で、どんな“発見”や“手応え”がありましたか？</h6>
<p>絵が完成するまでにリピーターが「また見に来ました!」と何度も訪れたりして、声を交わす機会が多くなります。こちらも彼らに「バケツの水替えてきて」、「ここ持ってくれない?」などと声をかけるうちに、観客と一緒に制作するワークショップのような活動が増えていきました。そうした中で、絵の魅力というのは決して完成した結果だけにあるのではなく、1枚の何もない紙から絵ができあがっていくプロセス＝時間も、それを紡ぎ出す身体的なパフォーマンスも作品表現であることを、身をもって実感しました。<br />
また、観客とコミュニケーションする際に、相手に確実に伝わらず、ずれていく面白さも感じます。例えば参加者に「紙を1センチ四方に切って」と言うと、「なんでそうなるかなあ?!」というほど、みんな大きさがばらばらになるんです（笑）。あるいは同じ対象を描いても、人それぞれ表現が違ってきます。でも、そういった“ずれ”があるからこそ、各人の個性が浮き彫りになってくる面白さがあるわけです。そして、コミュニケーションから得た発見は、必ず次につながるデータベースになっていきます。<br />
通常、各プロジェクトは準備期間が非常に長いんですが、最近は何も見えないところから多くの人たちと一緒に何かを作っていくという準備そのものを楽しんでいます。それはアトリエで何もない紙に、絵を描いて完成させていく感覚に通じると思いますよ。</p>
<h5>物理的にも精神的にも“移動していくこと”が大切</h5>
<h6>―現在、複数のアートプロジェクトやワークショップを各地で同時に展開している理由は?</h6>
<p>今、進めているプロジェクトはどれも、僕が仕掛けていったものではなく、過去に出会った場や人からたまたま生まれてきたんです。例えば今年、横浜開港150周年記念テーマイベントの一環で「横浜ＦＵＮＥプロジェクト」を展開していますが、もともとは3年前に太宰府で「アジア代表日本」というＦＵＮＥ（船）を作るプロジェクトを行って、それをたまたま横浜の人が見に来ていたことから本プロジェクトに発展していったんです。つまり、どのプロジェクトも場や人が連想ゲームのようにつながっているわけで、それらが終わらずに持続しているがゆえに、各地で同時にプロジェクトが動くことになるんです。10個の課題に別々に取り組むとへとへとになってしまうけど、10個つなげて考えると面白いものが見えてきます。</p>
<h6>―近年のメインコンセプトである「ホーム→アンド←アウェー」についてお聞かせください。</h6>
<p>当初はプロジェクトを展開している地域で「ホーム→アンド←アウェー」を表現しました。その後、劇場と美術館という、異なる分野をテーマにして「ホーム→アンド←アウェー」を展開するようになり、その結果、人と地域や分野をつなぐようなコミュニケーションが生まれてきました。「ホーム→アンド←アウェー」という言葉には、物理的かつ精神的な移動の必要性や重要性が込められていて、今も様々な地域や分野の参加者たちが、各プロジェクトを行き交って活動しています。僕自身は岐阜出身ですが、高校生の頃から東京に出たいと思っていたし、東京にいても「ここではない違う所」という感覚を常に持ってきました。そういうイマジネーションを持ち、決して出張とか観光ではない“移動”が可能になってくると、いろいろな広がりが見えてくるのではないかと思います。</p>
<p class="buy-magazine">…続きは『<a href="/node-no-8/">NODE No.8</a>』をご覧ください</p>
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